DIP RASNA(ディップ ラスナ)|明るいネパール人家族が振る舞う本格インドカレー
産業道路(府道14号線)のJR吹田駅付近を通りかかったときに
”本場インド料理 カレー&ナン”
と書かれた黄色い看板を見たことありませんか?
今回ご紹介するお店は、インド料理屋『DIP RASNA(ディップ ラスナ)吹田店』。
インドのお隣の国「ネパール」のご家族がやっているお店で、今回の取材を暖かく迎えてくれました。
とっても明るく素敵なご家族で、吹田日和のメンバーとみんなで楽しくお喋りしながら、本場のカレー&ナンを味わってきました!
JR吹田駅のすぐ近くにある『ディップラスナ 吹田店』
ディップラスナ吹田店は、JR吹田駅から大阪京都線(府道14号線)の方向へ歩いてすぐのところにあります。
産業道路沿いにある「吹田税務署」「北おおさか信用金庫」の隣にあるコインPの奥に見えるお店がそうです。
※こちらのコインPの駐車券サービスあり
お店の前には、メニューが書かれた小さなホワイトボードが掛けられています。
あとで教えてもらいましたが、中学生の娘さんが毎日書いているそうです。
掘りごたつとテーブル席があります。
席数は全部で24~28人くらいといった感じでしょうか。
こちらがお店を切り盛りしている、ネパール人のご家族です。
真ん中に写ってる男性がこのお店のご主人、左側に写る女性が奥さん、右側の男性が甥っ子さんです。
突然の訪問にも関わらず、とっても明るく親切に迎えてくださり、今これを書いてこの瞬間も楽しかった取材の記憶が蘇ってきます。
ディップラスナのカレー&ナンを注文
注文は奥さんが対応してくれます。
カレーの種類や辛さ、セットメニューの内容など、質問すれば何でも優しく教えてくれるので、分からないことがあったらどんどん聞いてみましょう。
ナンを焼く工程を見学
まずは生地を広げて、あの形にします。
広げた生地を窯の壁面に貼り付けます。
このナンを焼く窯は“タンドール窯”と呼び、インドから直接取り寄せているそうです。
日本では良い“タンドール窯”が手に入らないことから、壊れたときのために予備の“タンドール窯”を備えているほど、インド料理には欠かせないものだそうです。
焼き上がりました!(奥にいるご主人も満面の笑み)
とてもいい匂いがします、、早く食べたい。。
シャキーン!!
ついでに決めポーズ写真も(笑)
お話を聞くところ、実はこのナンを焼き上げる技術、めちゃくちゃ難しいそうです。
何年かの修行がいるそうで、日本人でナンをきちんと焼ける人が圧倒的に少ないのはそういう理由だそうです。
そうこうしてるうちに、可愛らしい奥さんが料理を持ってきてくれました。
3人で来たので、それぞれ別々のドリンクを注文。
左から
- チャイ
- マンゴラッシー
- ラッシー
です。
ランチセット
- チキンカレー
- ナン(おかわり+100円)
- サラダ
先ほど焼き上がったばっかりの熱々のナンに、スパイスの効いたチキンカレーを付けて頂きます。
ん~美味しい!
やっぱりこの美味しさは、インド料理屋さんでないと中々味わえませんよね。
バターチキンカレー(辛さ3)
こっちはセットとは別に頼んだ、人気の「バターチキンカレー」。
「バターチキンカレー」は辛みやスパイスが弱いため、本場インドではそんなに人気がないそうですが、日本では大人気のカレーです。
ちなみに、ディップラスナのカレーには基本1~5の辛さレベルがあって、おすすめは”3”だそうです。
奥さんに辛さレベルの基準を聞いてきたので、ご参考にどうぞ!
- …お子さん用(本当に甘口)
- …辛いのが苦手の方(全然辛さはないです)
- …スタンダード(少し辛みを感じる程度)
- …割と辛いのが好きな方(スパイスを感じれます)
- …辛いのが得意な方、大好きな方
チーズナン
『ディップラスナ吹田店』で1番人気のナンがこの「チーズナン」だそうで、常連の方みんなが頼むそうです。
見てください!このとろっとろのチーズを、、
まるでピザのように食べ応えがあって美味しいナンでした。
これで500円はコスパ最高!
テイクアウトもやっているので、今度必ず買いに行きます。
カレーライス
ディップラスナにはカレーライスもあります。
これに先ほど写真に写ってたサラダが付いて650円。
今回は1辛で注文しましたが、ライスの場合は特に3辛以上の方が美味しいそうです。
ナンよりもライス派という方は是非どうぞ!
あんこナン(大500円、小300円)
デザートに「あんこナン 小」を注文しました。
こちらも人気があるみたいで、特にお子さん連れのお客さんがよく頼まれるそうです。
”あんこ”と”ナン”
初めての組み合わせでしたが、めちゃめちゃ合っていました(驚)
この上にアイスクリームを乗っけたら最高だろうな~と思いながら、みんなでペロリ!
テイクアウト情報
ちなみに、「チーズナン」も「あんこナン」もお持ち帰りできます!
正直、この2つのナンだけを買いに来る価値は十分あります。
お誕生日会やパーティーなんかにも良いでしょう。
また、ランチセットのお持ち帰りもやっていて
- カレー(チキン or 野菜 or キーマ)
- ナン or カレー
で850円(チーズナンの場合は+200円)になります。
吹田駅付近で働く特に女性の方が買いに来るみたいです。
ネパール人ご家族にインタビュー
――ここ日本でなぜインド料理屋さんをやることになったんですか?
もともと家族の1人が日本のインド料理屋で働いていて、それで誘われて自分も日本にやって来た。
最初は名古屋のインド料理屋でシェフをやっていて、そのあと大阪のいくつかの店舗で働いたあとここに。
――奥さんも一緒に来られたんですか?
ううん。自分は子どもとネパールにいた。
でも寂しくて、早く日本に行きたいーとずっと思っていた。
――奥さんはいつごろ日本に?
10年くらい前かな、、中々呼んでくれないから「もう行く」って決断した。
まだ小さかった子供を連れて、山を下りて、日本に向かった。
――なんかドラマみたいですね(泣)
ではお子さんはもうだいぶ大きくなられたのでは?
上の息子は専門学生、下の娘は中学生。
息子は英語、日本語、ネパール語などたくさんの言語を話せて、色々なところで活躍している。(新聞にも取り上げられたことあるそうで、嬉しそうに切り抜きを見せてくれました)
娘はここからすぐ近くの中学校に行ってる。
――お二人から見て日本ってどうですか?
大好き!日本人みんな優しい、温かい。
子供たちも日本好き、ここに来て良かった。
あと、とてもセーフティー(安全)。
――なんか嬉しいです。これからも美味しいインド料理をここ吹田で振る舞ってくださいね!
私たちも楽しかった。また来てね!
本当に明るくて素敵な人たちで、会話も弾み、すっかり長居してしまいました。
最後はみんなで集合写真なんかも撮ったりして…(笑)
今回はランチにお邪魔しましたが、ディナーでは食べ放題・飲み放題などのコースもあるそうです。
本格インドカレー&ナンを味わいに、陽気なネパール人ご家族に会いに、皆さんもぜひ1度『ディップラスナ吹田店』へ行ってみてください!
『DIP RASNA 吹田店』の店舗情報
店名 | ディップ ラスナ 吹田店 |
住所 | 大阪府吹田市片山町3-18-1 |
電話番号 | 06-6339-0153 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O 15:00) 17:00~22:00(L.O 22:00) |
定休日 | 不定休 |
駐車場 | 有(お店の前のコインP) |
駐車場
『ディップ ラスナ 吹田店』は、お店の目の前にあるコインPと提携しています。
2,000円以上の飲食で1時間無料の駐車券サービス、20時以降は駐車代が無料になります。