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【1日5組限定】万博記念公園 迎賓館アフタヌーンティー|日常を忘れる優雅な時間

ホリ

1970年の大阪万博と同時に建設され、世界のVIPの心と舌を満たしてきた「迎賓館」。

「アフタヌーンティーが始まるのでぜひ」とお誘いいただき、「吹田日和」は最初のお客さんとして特別に一足お先にお邪魔させていただきました。

万博記念公園にある迎賓館へ

迎賓館は、万博公園の中にあります。

結婚式がない限り、普段は入れない迎賓館ですが、アフタヌーンティーを予約された方は電車でお越しの場合、万博公園への関係者ゲート(迎賓館ゲート)があり、そこから特別に入れていただけます。

いつもは入れない場所に特別に入れてもらえるのは、嬉しくてわくわくしますよね。車の場合は、中央環状線から万博外周道路に入り迎賓館ゲートへ。迎賓館用の70台も停められる無料駐車場があります。

早くも少しの”特別感”をまとい
いざ、中へ。

まずは、大きな生花がお出迎えしてくれます。館内の各所には豪華な生花が贅沢に飾られていて、その華やかさに自然と笑顔になっていました。この素敵な生花は、1〜2週間ごとに入れ替えられるそうです。

生花の余韻もそこそこに優雅なラウンジをぬけ、外に案内されると。

目の前には大きな庭園!!視界には建物や電柱などの人工物は一切なく、車の音も届きません。耳に響くのは小鳥のさえずりだけで、一瞬にして別世界に来たかのような感覚に包まれます。

空が広く感じられ、深呼吸したくなるような解放的な空間でした。庭園には、一年中葉をつけ、一度にすべての葉が枯れ落ちない常緑樹が植えられています。

そのため、訪れる時期を問わず、常に変わらない豊かな緑を楽しむことができます。

さらにその奥には、万博公園の日本庭園がつながるような景色になっており、春には桜が咲き乱れ、秋には真っ赤に紅葉するそうです。

これだけでも都会でいただくアフタヌーンティーとは全く別物で、個人的にはかなり満足。危うく食事をいただく前にお腹いっぱいになるところでした。

いよいよ席へ。

案内されるのは、1日限定5組、2名から4名様のみという、贅沢な特別席。屋根がしっかりと設けられたテラス席のため、多少の雨や強い日差しの日でも安心して過ごせそうでした。(天候・気候により、ガラス越しに景色を堪能できる館内の席にご案内されます。)

用意されたカトラリーは、結婚式場でも使用されている、100年続く伝統技術を駆使した『月桂樹』。こういった、自宅とはまた違ったカトラリーも使えるのもまた”特別感”があります。

そうやっていろんなことに心踊っている間に、ウェルカムドリンクが運ばれてきました。甘すぎず、上品な香りがする白葡萄のドリンクです。

一口飲んで、「ん?もしやお酒!?」とスタッフの方に振り向くと、すぐに笑顔でこちらの意図を察してくださ、心の中で「さすが結婚式場のスタッフさんだ!」と思いながらドリンクのことを尋ねると、「この後に出てくるお食事と、迎賓館の雰囲気に合うようなドリンクにしています。ノンアルコールですよ。」と笑顔で教えてくださいました。

そのホスピタリティに、嬉しい気持ちが込み上げます。笑顔で優しく対応してくださるスタッフの方を前に、期待に胸を膨らませてメインを待ちます。

期待で胸がいっぱいのまま、いよいよメインのアフタヌーンティーへ。飲み物は紅茶かコーヒーを選べますが、「アフタヌーンティーといえば、やはり紅茶!」ということで、迷わず紅茶をチョイスしました。

そして、いよいよメインが登場。

キラキラした3段のティースタンドに、可愛く上品に並べられたオープンサンドやタルト、デザートたちを見て思わず「かわいい〜綺麗〜」と心の声が。

紅茶もティースタンドに続いてテーブルに運ばれます。

ずっとあたたかく飲むことができるように、小さなティーライトキャンドルで下から温め続けてくれるティーウォーマーにのせてくれます。

これ意外とやってくれるカフェがなくて、密かにさすがだなぁ、、、と。嬉しい。

まずは下段のオープンサンド。

  • 海老のコンフィとアボカドのオープンサンド(アメリケーヌのソースマヨネーズ)
  • いちじくと生ハム、ブリドモーのオープンサンド

どちらからいただくか、、、小さくも贅沢な悩みを抱きつつ、まずは海老のコンフィとアボカドのオープンサンドから。おいっしい!!!

語彙力がある人もない人も同じ一言目になるはず。だって、、、美味しい!

「アメリケーヌのソースマヨネーズ」という、最早おしゃれな呪文のようなソースがエビとアボカド、それぞれの風味にしっかりと寄り添いながらも、決して邪魔をしない絶妙なバランスを生み出していました。

この感動のまま、いちじくと生ハム、ブリドモーのオープンサンドへ。いちじく好きとしては期待値が上がります。これはここにのっている全員が主役のパターン!

あーいちじく美味しいなぁーと思っていたら、生ハムの酸味とまろやかさが広がり最後にしっかりとチーズが締めてくれる。この一口、二口にどれだけ美味しいと言わせられるのか、、、

続いて、中段のガトー3種。

  • 季節のフルーツタルト
  • カシスプラリネ・ショコラ
  • パウンドケーキ

全ての感想を書いていくと、一生分の美味しいを使ってしまうことになるので、ここでは「カシスプラリネ・ショコラ」の感想を。個人的に、甘すぎないスイーツが好みなので「ショコラか、甘いかな」と少しドキドキしつつ、口に運ぶ。

。。。

ちょうど!ちょーーどよい甘さと、ほろ苦さに、上に飾られているパリッとしたチョコからの手に持っただけで、溶けてしまうのではないかと思う上品な滑らかさが味覚だけでなく食感の楽しさも提供してくれるスイーツでした。

季節のフルーツタルトとパウンドケーキも、その期待を裏切らない最高のおいしさでした!

  • キノコのプチキッシュ (トリュフの香り)
  • タスマニアサーモン(のタルタル)と秋野菜のカクテル

高級食材のトリュフに加え、最高品質の食材タスマニアサーモン。THE是択!

こちらは、タスマニアサーモン(のタルタル)と秋野菜のカクテルを。美しいオレンジピンクは目を奪うほどですが、口にするとまろやかでくどさのない上質な脂と深みのある旨味が広がり、まさに絶品、、、

秋野菜との相性も抜群で、どの世代にもどの老若男女も好まれる一品だと感じました。合間合間にいただく紅茶が、一旦口の中をリセットしてくれることもあり、何度も美味しい紅茶をいただきましたが、2人でしっかり飲んでもしっかりとした量をティーポットに入れてくださっていたので充分でした。

ここで終わりかと思いきや、、、

ヴェリーヌ・シトロンポワールが運ばれてきました。その名の通り、レモン(シトロン)と洋梨(ポワール)を組み合わせた、美しく層状に盛り付けられたデザート。

この層は8層にもなっており、スプーンでどこをすくっても新しい味わいに出会えるのがとても楽しい一品でした。

爽やかさと甘さの絶妙なバランスで、次の一口が自然と進む、上品で美味しいデザートでした。使われている全てのフルーツや食材は、定期的に季節に合わせたものに変わるそうです。

伝えたいことが多すぎて、たくさん書いてしまいましたが、、、

11月10日(月)からはじまる迎賓館のアフタヌーンティー。是非、雅な時間を、特別な空間をみなさまも体験してきてくださいね。迎賓館の営業日は、公式Instagramをご覧ください。

余談ですが、吹田日和スタッフは紅茶に舌鼓を打ちながら、早速紅葉の時期ドンピシャの日に予約を取っていました。笑

万博記念公園「迎賓館」アフタヌーンティーンの詳細情報

店名迎賓館
住所大阪府吹田市千里山竹園1-24-3-2
料金
オープニング価格 スペシャルプライス
おひとり様 5,000円 → 4,000円(税込)
内容
ペリティフ2種・オープンサンド2種・ガトー3種・グラスデザート・コーヒーor紅茶
※季節により食材や内容は変更されます
予約人数2名~4名
※4名以上のご予約ご希望の方は迎賓館へ電話で問い合わせ
予約・お問い合わせ公式Instagramをチェック
@banpaku_geihinkan
アクセス電車:大阪モノレール彩都線「阪大病院前駅」下車徒歩約15分
お車:無料駐車場有/70台
詳細は公式サイトから
支払い方法現金もしくはクレジットカード 
※QRコード決済不可
お子様について小学生以上は大人の方と同様の内容・料金でアフタヌーンティーを利用可能(未就学児のお席の同伴は可能)

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