みつば屋|昭和33年から続く、レトロな雰囲気のお好み焼き屋
吹田旭通商店街店のメイン通りの曲がり角に、昔ながらのお好み焼き屋があります。
テイクアウトもできるので、地元の方が買い物ついでに買って帰る姿をよく見かけます。
いつも車で通るばかりでずっと気になっていたので、友達と昼ごはんを食べに行ってきました。
JR吹田駅から徒歩6分のみつば屋へ
JR吹田駅から歩いて6分の距離です。
私は家から車で行った方が近かったので、近くのパーキングに車を停めました。
テイクアウトでは、いか焼きが人気のようで、大きく「いか焼1枚120円」と書かれています。
なかなか若者が入りづらそうなお店(私はそんなに若くはありませんが・・)ですが、勇気を出して入ってみることに。
おぉ、、タイムスリップしたかのよう・・
黒い革の椅子と赤い床が、昭和レトロでとっても良い雰囲気です。
こちらは茶色い丸椅子と昔の漫画。
そして、、コロコロです!!
小学生時代に毎週コンビニで立ち読みして読んだ漫画です。
懐かしくてなんだか嬉しくなりました。
メニューは、お好み焼き、いか焼きの他に焼きそば、焼うどん、オムそばなど、粉もんは豊富なラインナップです。
みつば屋は、ご家族で経営されているそうで、この日はお父さん、お母さん、娘さんの3人がおられました。(勝手にお父さん、お母さんと呼んですみません。)
吹田日和
すみません、玉子入りいか焼き2つと豚たま1つ、お願いします。
お母さん
はーい、少々お待ちくださいね。
吹田日和
昭和な雰囲気で凄い良いですね。
お母さん
ここは昭和33年から続いてるんですよ。昔は店の前の道が、砂利道だったんですよ。
吹田日和
昭和33年ですか、歴史を感じますね。当時は、いか焼きの値段も今より安かったんですか?
お母さん
創業当時は、いか焼き一枚15円だったんですよ。20年前くらいから100円でずっと頑張ってたんですけど、今は物価の高騰もあって、120円ですね。
吹田日和
それでも、随分安いですよ。常連のお客さんが多いんですか?
お母さん
そうやねー、常連さんは多いですね。でも、たまに兵庫や埼玉とかからもわざわざ来てくださるお客さんもいるんです。
坂東英二さんが来られたら、ズームインサタデーに取材してもらったりもしましたね。
吹田日和
テレビ取材も来てるんですね。僕らはInstagramの投稿がきっかけで、気になって来ました。
娘さん
私の娘にSNSやりって言われて、時々私が投稿してるんです。
でも、最近はちょっとサボってました(笑)。
吹田日和
最近は若者でも、こういった昭和レトロなお店って凄い魅力を感じるので、SNS発信も効果あると思いますよ。
実際来てみて、凄い新鮮ですし、居心地も良いです。
娘さん
そうですか、若い方にもたくさん来てもらえると嬉しいですね。
みつば屋の歴史を色々と伺っていたら、いか焼きが焼けたようです。
名物のイカ焼き
思ったよりボリュームがあります。
それでは、いただきます。
シンプルですが、生地はモチモチで、ソースも絶妙な甘さでとっても美味しいです。
これ一枚でも結構お腹にたまります。
続いて、お好み焼き
お好み焼きは店主のお父さんが、目の前で焼いてくれました。
一見、頑固そうな店主ですが、
「写真なんて撮られたら手が震えて、丸く焼けへんわ〜」
と気さくな方でした。
店主の手つきを見てると、職人って感じがしますね。
ソースの甘い香りが広がり、お好み焼きの完成です。
カツオがゆらゆらと踊っています。
フハフハと熱々のままコテでいただきます。
最近流行りのふわふわタイプではなく、昔ながらのお好み焼きで、美味しい。
とっても仲が良さそうな夫婦、
それに、常連さんがテレビのチャンネルをリモコンで勝手に操作するようなところも、なんだかアットホームな雰囲気で良かったですね。
この先もずっと吹田で頑張って欲しいです。
みつば屋の店舗情報
店名 | みつば屋 |
住所 | 大阪府吹田市元町12-9 |
電話 | 06-6381-9545 |
営業時間 | 11時半頃~17時 |
定休日 | 水曜日・木曜日・毎月5日 |
アクセス | JR吹田駅より徒歩6分 |
夏場の8月は鉄板で店内が暑くなるので、1ヶ月ほどお店はお休みしているみたいです。
親切に色々とお話聞かせていただいて、ありがとございました。
また食べに伺います。