あんことおはぎのお店 くりこ|ご近所の口コミで広がった愛され“おはぎ”
吹田の千里山に“くりこ”という、あんことおはぎのお店があるのをご存知ですか?
元々は子供のおやつ用に作っていたおはぎをご近所さんに配ったら評判が良く、そこから段々と口コミで広がっていき、遂にはお店を構えるまでに至ったというおはぎ屋さんです。
2017年1月にOPENしてから、ご近所の方はもちろん、吹田や北摂に住むスイーツ好きの方がひっきりなしにこの”おはぎ”を買い求めに来るそうです。
また、気まぐれで販売されるという「あん食パン」も人気が高く、これがどうしても食べたかったので事前に電話し、ちょうどパンが焼き上がる時間にお邪魔してきました!
吹田の千里山駅から徒歩10分 “あんことおはぎのお店 くりこ”
“くりこ”は阪急千里山駅から歩いて約10分弱の、閑静な住宅街の中にあります。
お店はマンションの1階に入っており、関西大学が近いことから、前の通りは学生さんがよく歩いています。
”くりこ”のトレードマークはこの可愛らしい「どんぐり」。
“くりこ”という店名なので、栗が入ったおはぎを連想する方もいるそうですが、店主さんのどんぐり好きがお店の名前の由来だそうです。
Oの文字の中にも「どんぐり」がいますね!
店内はこじんまりとした広さで、木とコンクリート調のお洒落な雰囲気です。
お店に入って右手に、商品が並べられています。
営業時間前に売り切れてしまうことも多いそうなので、できるだけ早めに行く方がいいかもしれません。
おはぎ
1個150円、3個450円(税込)
おはぎはこちらの3種類。
- 全粒きなこ(つぶあん入り)
- つぶあんこ
- 黒ごま(つぶあん入り)
全粒きなこは、北海道産の大豆を皮ごとじっくり煎った全粒きな粉を使っているので、香ばしく栄養満点です。
つぶあんこは、北海道産無農薬小豆にとミネラル豊富なてんさい糖で丁寧に炊いた優しい甘さです。
そして、黒ごまは香り豊かな黒すりごまを使用しています。
自然な甘さなので、子どもでも安心して食べられますし、甘い物が苦手な方でも美味しく食べられます。
きまぐれ あん食パン
1/2本 500円、1本 1,000円(税込)
名前の通り、あん食パンは気まぐれで販売されるものなので、出会えたらラッキー!
今回はちょうどパンが焼き上がる時間にお邪魔したので、店内にはあん食パンのいい香りが充満していました。
半分にカットすると、中はこんな感じ。
北海道産小麦とよつ葉の無塩バター、ホシノ天然酵母のもっちり生地にくりこの餡が練り込まれています。
食パンはとてももっちりしていて、あんこの優しい甘さが絶妙に合います。
くりこのお赤飯
1個300円(税込)
せいろで蒸し上げた赤飯はとってももっちりしています。
私の3歳の娘も、「美味しい美味しい」とほぼ一人で平らげてしまいました。
きりかぶもなか
1個160円(税込)
手作りのもなかの皮は、国産餅粉100%で出来たてパリパリ。
どら焼き
1個180円(税込)
可愛いリスの焼印が入ったどら焼き。
この焼印も「どんぐり」が好きなリスから。
北海道産の小麦に国産はちみつでしっとり焼き上げた皮に、つぶあんがサンドされています。
オーガニックナッツのビスコッティ
1個260円(税込)
しっかり2回焼いた、かためのざくざく食感のビスコッティ。
ビターチョコとナッツのアクセントが効いていて、日持ちもするのでお土産にもおすすめです。
他にも、季節によって「わらび餅」や「さくら餅」などの商品があるみたいです。
”くりこ”の店主さんにインタビュー
ーーおはぎ屋を始めたきっかけは?
もともと自分の子供のおやつとしておはぎを作っていて、それをたまにご近所さんにも差し上げていました。
そうすると、次第にご近所さんから「また食べたいから次作るときは教えて欲しい」という声を頂くようになったんです。
それが段々と広まっていって、マンションの文化祭のお土産として出さないかと提案頂いたときに、やっぱりお店を持たないと色々難しくて、思い切ってお店を開くことにしました。
ーーご近所の口コミでどんどん広がっていったんですね。では始めはお店を開く予定はなかったんですね。
そうなんです。
まさか自分でお店をやるなんて全く想像してなくて…
人に差し上げて、「美味しい」って言葉を頂くことだけが本当に嬉しくて、ただそれだけだったんです。
ーーくりこのおはぎは、素材にもこだわっておられますよね。
姉が北海道の函館に住んでいて、そこで料理教室などをやっていたんです。
それでどこか良い素材を扱っているお店がないか相談したところ、北海道の良いお店を色々紹介してもらえまして。
ーーお店の名前でもある「くりこ」の由来は?
木の実のどんぐりが凄い好きで、どんぐりのキャラクターを自分で作って、今まで何かにつけてどんぐりの絵を描いてお手紙を書いていたんです。
それで、お店のキャラクターや名前にもどんぐりを使いました。
最近では、皆さんに「くりこさん」と呼ばれることもあって、たまに自分の名前が「くりこ」だったかなと思ってしまうくらいです。笑
とても穏やかな方で、その人柄がおはぎにも現れているように感じました。
素材にこだわった、優しい甘さのおはぎを是非皆さんもおやつにどうぞ。
“あんことおはぎのお店 くりこ”の店舗情報
店名 | あんことおはぎのお店 くりこ |
住所 | 大阪府吹田市千里山東3-11-6 みのりハイツ1F |
電話 | 050-3698-0706 |
営業時間 | 11:00~おはぎ売り切れまで |
営業日 | 木、金、土 |
専用駐車場が隣のマンションに1台
くりこには、すぐ隣のレーベン千里山に専用駐車場が1台分あります。
もしこちらが埋まっている場合は、有料ですが、徒歩5分ほどのところにコインPが有ります。