楽童のパン&楽童文庫|子どもたちにも、大人たちにも楽しい世の中を
阪急豊津駅から歩いてすぐの線路近くに、一軒の小さなパン屋があります。
1984年から続くこちらのお店は、添加物や化学調味料をはじめ、卵や牛乳などを一切使わず、優しい味わいの天然酵母のパンを焼き続けています。
そしてパン屋の隣には、小さな文庫スペースも。
先代のご夫婦が歩んできた想いと酵母を、今は二代目の息子さんご夫婦が引き継いでおられます。
そんな創業当時からずっと地元に愛されている楽童(がくどう)さんへお邪魔してきました。
吹田・阪急豊津駅の近くにあるパン屋『楽童』
電車の高架下をくぐると一軒の小さなパン屋が。
左手に見えるのがパン工房楽童で、右手に見えるのが楽童文庫です。
お店の中に一歩入ると、焼きたてパンの良い香りがふわっと。
ショーケースには、たくさんの種類のパンが並んでいます。
楽童のパンは、1984年に開店して以来、
添加物や化学調味料を始め、卵・牛乳・油脂類(バターやマーガリン等)を使わずに天然酵母パンだけを焼き続けています。
それでは、楽童のパンたちをご紹介してきましょう。
山食(タテ型)
キャロブトースト
プチレーズン
金時豆おやき
塩クッペ
クレッセント
お団子パントヨ
どれもとってもシンプルで優しい味わいなんですが、噛めば噛むほど小麦本来の美味しさを感じることができます。
娘もここのパンが大好きです。
そして、楽童では少しでも地球に優しく、気持ちの良い行動をとっていきたいという想いからオリジナルのエコバック(700円)を作られました。
楽童のパンが描かれていてかわいい♪
時間を忘れられる空間「楽童文庫」
パン工房の隣にはノスタルジックな雰囲気の楽童文庫があります。
ここには、小さな子供から大人までたくさんの方が。
娘も自分の好きな絵本を引っ張り出して、じっくりと眺めています。
ゆったりと風が流れ、まるで時が止まったような錯覚を覚えます。
阪急電車のガタンゴトンといった音も心地良い。
そんなゆったりとした時間を過ごしていると、常連のお客様が来られ、娘に本を読んでくれました。
人と人が繋がる温かい空間で、吹田にもこんなところがあったんだなと何だか嬉しくなりました。
そして、楽童文庫には先代の「節さん」が書かれた本も置かれています。
これまでの楽童の長い物語にも触れることができます。
「楽童 GAKUDO」というお店の名前は、
「子どもたちにも、そして大人たちにも楽しい世の中を。」
といった願いをこめて付けられたものです。
先代のこの想いを引き継ぎ、
2代目の息子さんご夫婦がパンを通してたくさんの人たちに、“元気”と“笑顔”を届けられています。
『自家製培養天然酵母パン 楽童(がくどう)』の店舗情報
店名 | 自家製培養天然酵母パン 楽童 |
住所 | 大阪府吹田市泉町5-26-28 |
電話 | 06-6380-2656 |
営業時間 | 8:30~18:30頃(売り切れ次第) |
定休日 | 日曜、月曜 |
駐車場 | なし |
アクセス | 阪急「豊津駅」から歩いてすぐ |